My Dream



My Dream.

あなたの夢は何ですか?
ある辞典によれば、夢は「希望(=Hope)」であるとされています。

私、Dr.彦左衛門の夢は、「保育園」を創ることです。

かつて、熊本市に『たくま子ども館保育園』という保育園がありました。
そこでは、例えば、障害のある人を保育者として正規に雇用するなど、
多様な人たちで構成された保育環境を可能にし、
そのような多様な保育者集団によるささえあいや学びあいをとおして、
子どもたちの育ちを支援していました。
また、それだけではなく、保育者や保護者など、
『たくま子ども館保育園』での保育の実践にかかわる人たちにも
成長や発達があったとされています。。
私の創りたい保育園とは、この『たくま子ども館保育園』のような保育園です。
・・というか、『たくま子ども館保育園』を再建したいのです。

近年では、障害のある保育者を雇用する保育園も出てきているようです。
しかし、そこで働く障害のある保育者を含むすべての保育者が、
その人のもつ知識や技術を十分に発揮しうる環境となっているのか疑問です。
また、そもそも今日の保育園の環境が、ソフト面・ハード面において、
そこに通う多様な環境におかれている子どもたちの育ちを
十分に支援し得ているのかも疑問です。

「保育園」は地域の中にあり、そこには多様な環境におかれている
子どもたちが日々通っております。
ノーマライゼーション社会の縮図としての「保育園」を目指し、
子ども1人ひとりが育つ環境、子どもたちが育ちあう環境、
保育者1人ひとりの職場環境、保育者集団の職場環境などにおいて、
真に民主的な保育の実現を目指していきたいと思っています。。

次に挙げているような「希望」を次代を担う子どもたちに託して。。

○何かが「できる」とか「できない」といったことで、
 人を評価・判断したりしないでほしい。
○今その時(その時代に)に、どこかで孤立したり
 取り残されている人がいないかを考えられる力をつけてほしい。
○話しあいや学びあい、ささえあいをとおして、
 ひとりの努力だけでなく、みんなで力を合わせて困難な状況を
 生み出している環境を変革しながら乗りこえていってほしい。
○人はけっして自分ひとりの力では生きていけないということを知ってほしい。
○今現在の自分をつつんでいるものすべてが、誰かのささえのもとに、
 貢献のもとにあるということ、自分も誰かのささえになっており、
 誰かのために、あるいは、社会に貢献しうる人間であるということ、
 社会をよりよくする力をもっていることを知ってほしい。
○誰ひとりとしてこの世に必要のない人などいないということ、
 人間1人ひとりをかけがえのない人として大切に思い、
 お互いに配慮や気遣いができる人になってほしい。

そして、いつでも夢や希望を語り合えるおとなになってほしい。。
それがどんなに小さなことであってもかまわない。。
夢を語ること、語り合うことは、けっして恥ずかしいことではない。
むしろ、夢を語れないことの方が恥ずかしいことなのではないでしょうか。
しかし、もっとも恥ずかしいのは、子どもたちが夢をもてない、
あるいは、夢をもつことを困難にしている、あるいは、
夢を語り合うことを恥ずかしいと思わせている今日の社会の方である。

                              Dr.彦左衛門






当サイトに掲載されている画像や音楽等の権利は、当サイト下にあります。
無断転載・複製を堅く禁じます。