ある晴れた日の午後、僕は彦左衛門と2人で近くの電気屋さんに行った。
やたらと大きいその電気屋さんには、本やCD、LD、DVDなども売ってあった。
そして、本売り場でインターネット関連の本を物色していたとき、『Adobe PageMill3.0』という本を見つけたんだ。
ちょうどそのときに彦左衛門がトイレに行こうとしたので、
「荷物持っててやるよ・」と言った。
そしたら僕に荷物をあずけて奴はトイレへと消えて行った。(クックックッ・・)
僕は、なんのためらいもなく奴のバッグから財布を取り出し、『PageMill3.0(本)』を口にくわえてレジに走った。走りには自信があるが、支払いが困難だ。プライドの高い僕だが、この際そういうのを捨てて、野郎のいるレジを避けて、綺麗なお姉さんのいるレジへ行き、お金を取ってもらい支払いを素早く済ませた。(フ〜〜ッ。。)
そうこうしてるうちに、スッキリ顔の彦左衛門が帰ってきた。
奴に荷物を渡し、気付かれぬようにたくさん話し掛けた。
奴が肩にかけているUNIQLOのバックパックの中には、『PageMill3.0(本)』(古〜)。
「すまぬ、彦左衛門」...。
その夜から僕は、月のあかりや彦左衛門の部屋の電気のあかりを利用して、勉強を始めた。聞くところによると、このソフトが廃盤になるとか・・。でも、そんなのは今の僕には関係ないことだ。そして、いよいよ今日から彦左衛門が出かけたのを見計らって、これを作っている。
う〜ん。僕にとっては結構めんどうだなぁ。。
なにしろキーボードがうまく打てん。しかも、キーボードの文字が僕にはさっぱり理解できん!やっとの思いでここまで来.....ん?? いかん、彦左衛門が帰ってきた。ええっと保存、保存。
(バレてるよ!! By. Dr.彦左衛門)^^;
(翻訳:Dr.彦左衛門)